3.21大久保公園、LVGM(キッズクリニック)開催。アートコート・プロジェクト、2026年シーズン開幕デス。アレックス喜久山コーチ登場!
column 52
2022年から始まったアートコートによるリノベーション・プロジェクト。そこにはコートをつくることと、そのコートを有効利用していくことの2つの大事なテーマがあります。2026年はまずはアートコートの有効利用するイベントからスタート。新宿大久保公園でLVGM(キッズクリニックとピックアップゲーム)を開催します。メインコーチには沖縄でAREA098の名の下にバスケットスクールを主催しているアレックス喜久山氏、通称アレックスが登場です、というコラム。
Photography_Takeshi Abe, Minami Okada
Thanks_F.A.T.
Article_go parkey
We are playground basketball residents like pikeys!!!
3月21日土曜日、新宿大久保公園、通称KDコート(ケビン・デュラント)で開催されるLVGM(キッズクリニックとピックアップゲーム)。これまでも、スポルディング・ジャパンやパワープロジェクト、そしてTriveの協賛を得て、開催してきました。今回は、新宿区と歌舞伎町タウン・マネージメント、それに東急歌舞伎町タワーとの共催になります。後援には歌舞伎町商店街振興組合、協賛にはスポルディング・ジャパンとパワープロジェクト、そして、メインコーチに沖縄からAREA098のアレックス!という布陣で臨みます(詳しくはQRコード・リンクからご確認ください)。毎回、LVGMに合わせてgo parkeyオリジナルTシャツをつくって配っていますが、今回はブルーとオレンジで制作したニックスカラーを用意してます。ちょうどNBAもプレイオフ直前のマーチマッドネスな頃。ニューヨークをフランチャイズにするニックスの浮き沈みも気になるところです。今回、コーチングしてくれるアレックスは 自身のホームタウンである沖縄でAREA098というスクールを運営しています。彼は元々、愛媛オレンジバイキングス、鹿児島レブナイズを経て仙台89ERSでプロ契約を勝ち取った後、今にいたります。
アレックスがそこにたどり着くまでにはいろいろな経験と苦労を重ねています。go parkeyはそんな彼と一緒に、時にピックアップゲームをしたり、F.A.T.というストリートブランドの撮影でニューヨークを旅してきました。ニューヨークではハーレムのセント・ニコラスのアートコートでローカルとピックアップをしたり、イースト・ヴィレッジのプレイグラウンドでもプレーしたり、4TH STREETやブロンクスのラッカーパークやダイクマンにも行ってきました。ラッカーパークでは「俺がここのレジェンドだ」と自称しちゃうけどほんとにその通りのフーパーお爺様やMCやコーチともセッション。ちょうどキッズのサマーリーグが開催されていて、「撮影していけ。どんどん撮れ。go parkey? F.A.T.? いいね。よし、ラッカーのキッズ・リーグとgo parkeyのKDパークのキッズといつかコラボしよう!」なんて言われて、こちらも「ラッカーのキッズが東京でペイント、東京のキッズがブロンクスでペイント、そしてゲームするとかいいね!」なんて返して、盛り上がりました。
アレックスはその時のアイコンとしてセッションの中心に。彼も地元沖縄の暑くて熱いバスケをはじめ、その後のBリーグや、ballaholicなどでさらにアップデートしたバスケを、自身のI.Dのルーツの1つであるアメリカでのテンションやリソースを体感してさらに確固たるものにしようとしていました。ニューヨークには我々とともに立て続けてに3度も行きましたが、その前にも自身でカナダに留学をしていたり、ベース(米軍基地)で働いたりして、アレックスが本当にバスケのスキルだけでなく、バスケをプッシュするための本当のカルチャーやエレメントを目一杯吸収しようとしていることが伺えます。そうなんです。うまいだけでなく、スキルだけなく、それは当然あったら良いもので、さらにはせっかく好きになったバスケですから、それにまつわる音楽やスタイリングとファッションやアートやストーリーなんかもあった方がいいに決まっているんです。go parkeyが描いている、そういった複合的なストリート・インテリジェンスについて、アレックスも同じようなものを描いています。ともにバスケをして、旅をして、そういうことを大いに共有できたからこその今回のアレックスのLVGM開催なのです。ちなみに実際に彼とマッチアップすると、彼のスピードやハンドリングにはまったく対応できませんが、リバウンドやルーズボールではやれることが大いにあるのがスキル以外でのバスケの魅力です。遠慮は要らないのです。
Bリーグからカナダ経由の、そこからニューヨークのプレイグラウンドや街のテンションは、ことのほかアレックスに大きな影響を与えていて、それが暑くて熱い地元沖縄でキッズにさらにフィードバックされたら、それは本当に素晴らしいことです。スキルのこととともに、キッズはアレックスに尋ねるといいでしょう。どんな曲がプレーにいいか、どういう気分になりきって日々をハンドルすると楽しいか。ニューヨークではどんなピザが人気でどんな食べのものや食べ方があるのかとか。もちろんそれだけが正解ではないですが、公園バスケの醍醐味は、街の中にあるプレイグラウンドなのですから、そこに行くまで、そこから帰るまでにもいろいろなトピックスがあるわけです。ポイントtoポイントではなく、ずっとオン・ザ・ストリートなわけです。ニューヨークだったら、フーパーとスケーターは距離が近いし、セッションもしています。美味しいピザ屋がストリートコートをバックアップしていて、同時にNBAのネッツのアリーナでも店を構えていたりします。スケボーショップにBOOK1を履いて行っても、「お、それいいよね。NIKEのスケシューのオマージュ感あるよね」なんていう会話がスタッフから投げかけられます。同じ路上のトピックスとして認め合っているし、みんな隣のカルチャーもよく知っています。日本だけですね、超カテゴライズされて、既得権益感が凄まじく、自由といいながら違いを認め合えずにクローズドな感じなのは。そういうことでだんだん窮屈になって、バスケから離れてしまう人がいたらもったいなオバケにアンド・ワンされてしまいます。
アレックスがそこまで言ってるわけじゃなくて、これはgo parkeyが言っている、我々のテーマなだけですが、アレックスはポジティブに本当にストリートでサバイブして楽しんでいる人のカルチャーを体感し、フィードバックしようとしているのは間違いないです。プロのシーンまでいって、そしてカルチャーの懐の深さに気づいて、自分なりにそれをキッズへフィードバックしようとする、そこまでの幅を持った人(コーチ)は日本ではまだ少ないです。そのひとりがアレックスです。go parkeyはキッズの未来はもちろん、公園バスケの未来ももちろん、彼の今後にも注目しています。そんな彼が当日、どんなクリニックでキッズとセッションしてくれるのか。楽しみでなりません。そうやって、彼へのハードルを上げまくってしまってますが、go parkeyはいつでも自分自身をも楽しく正しく苦しめます。それが、ビタミンL(ラブ)になるのです。そうやって常に自分にもテーマを投げかけてアップデートしていく、スキルだけでなくシンクタンクやスタイルもアップデートしていくことが、レギュラーやベンチウォーマーとか、有名や無名に関係なく、バスケを楽しんでいく主人公へとつながっていくのではないでしょうか。ということで、先月2月にもニューヨークに行ってきたばかりで、マジソンスクエアガーデンとバークレイズセンターでNBAも堪能してきたコーチ、アレックスにちなんで今回はニックス・カラーのTシャツを用意したのです。そうです、そのような気分から楽しんでいきましょう。新宿はニューヨークに勝るとも劣らないアーバン・メガシティです! そこからスタートです。
