大久保公園ノLVGM、6月20日ノ良イ時間ヲ振リ返ル。

column 56

6月20日に開催されたLVGMの顛末記。ノースカロライナ・ブルーのLVGM Tシャツが梅雨空に映えたイベント。ハイスペックな2人のアメリカ人コーチと小学生から高校生まで参加してくれた幅広い公園バスケ・クリニックについてのコラム。

Article_go parkey

photography_Minami Okada

We are playground basketball residents like pikeys!!!

6月20日。梅雨前線がガシッと関東ペイントエリアにポストアップし続ける頃。不定期ながら、あてにならない梅雨時の青空よりはレギュラー化しつつある、「アートコートの有効利用、アナザースカイじゃなくてアナザーストーリー」のgo parkeyによるLVGM(ラブゲーム)なイベント。とくにフルコートが2面ある歌舞伎町の大久保公園(通称KD PARK、アーティストFATE)では、真夏のグッドナイトリーグ(ジェントリーな面々によるピックアップゲーム・マッチ)をはじめ、いろいろと展開してきました。LVGMといえば、いろいろなチャプターを持つアイコン・コーチを招聘してのキッズクリニック。3月には沖縄のAREA098からやってきたアレックスが最高にハッピーなクリニックをしてくれました。その余韻のままに、大久保公園で開催したのが、今回のLVGM with JSL & TRAE BALL。前日まで、天気は完全アウェイモード。開催が危ぶまれていましたが……。

go parkeyのLVGMは基本的に当日の朝8時の天気とアートコートの状況を見て是非が決ります。そして今回もまた天気とのマッチアップは良い感じでした。なんとか開催へと。7フッターくらいの強度がある今年の梅雨前線を前にして、どうなることかと思ッていましたが、内心はどうしても開催したかったのが本音です。といっても、毎回、どうしてもLVGMを開催したいのですけどね。ただ、今回来日してコーチしてくれるマイク・アクーナとトレエ・ジョーンズにはリスケする時間がありません。NCAAデビジョン1のヘッドコーチを務めるマイクに、NBAのスーパースターのカイリー・アービングや、OKCでの活躍が目覚ましいエイジェイ・ミッチェルなどのスキルコーチもしていたトレエ。彼らとのセッションはとても貴重です。2人ともアリーナでの競技バスケのエキスパートですが、同時に公園バスケにルーツを持つ、生粋のラブゲーマーでもあります。そんな彼らの、公園ならではのスキルクリニックは、キッズの刺激になるはずです。すでに何度かLVGMに参加してくれているキッズにとっても、常にコーチとテーマが求レッシュなのも良いところです。

カイリーとミッチェルといえば、ベテランとルーキー契約という年齢差はあれど、どちらも圧倒的にシュートが上手い。どちらも類稀なハンドルスキルとプッシュするメンタル的強さとともに、ミドルシュートとジャンプシュートがスバ抜けて確度が高い。そんな彼らをコーチングしていたトレエがまたフィニッシュがうまいのです。公園バスケで、フィニッシュが強いのは重要です。様々なテンションが転がっているプレイグラウンドで、それが一番の強みになります。そんなコーチとキッズがどんな影響を及ぼし合うのか、とても楽しみなLVGMでした。途中、雨が降ってきた(ボックスアウトするかのようにスモーキーな雲たちから雨をブロックしてくれていた空からこぼれ落ちてきた感じ)こともあって、アートコートはこれまでのLVGMでも最も公園バスケっぽくなりました。いろいろなテンション、まさにこれです。コーチは、キッズがケガを回避できるように、だけど、プレイを続けることができるように、メニューを臨機応変につくってくれました。

それはドリブル。ミドルショット。ここにフォーカスです。それと、ボイスとエナジーです。コーチもキッズもスタッフもみんな声を出して、リズムに乗って、シュート、シュート、シュート。こうして、ミッチェルばりのミドラーへのきっかけができていくかのようでした。MCのABのマイクからも、「公園でバスケしていたら、急に雨が降ってくることもある。そういうときに、どうやって遊ぶか、それを考えるのも大事なことだね」なんていう応援がとぶ。もちろん、自分のコンディションをみて、休憩したり、着替えたり、それも自由なのがLVGM。逆にいえば、そうやって、やる・やらないを見極めるスキルも公園バスケで育むことができます。それでも、最後までみんなやりきってしまった今回のLVGM。キッズはもちろんのこと、コーチやスタッフもめちゃくちゃ楽しんでいたのが印象的でした。主催しているgo parkeyの僕らが、実は一番、アートコートの上で躍動する人々に影響を受けています。いつもライトエナジーを感じています。今回もありがとうございました。

追伸。今回のDJは、初登場の20歳のキクジロウ。スケボーマガジンのグラビアを飾る生粋のスケーターでありながら、OKCの大ファンで、ファイナルも全試合カバーしているNBA好き。いよいよ、ようやく?、この日本でもバスケを好きなスケーター、バスケもスケートも知るキャラクターが出現してきた。go parkeyは元々、スケボーもバスケもアートもなんだって好きだし、トライしてきたから、現場でもこのままどんどんミックスしていけたらいいなと思います。専売特許というワードがことのほか、苦手というか嫌いなのです、実は。これからをプッシュするキッズには、もっともっと広く大きく自由に楽しんで吸収していってほしい。そんな6月20日、LVGMでした。

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